パターンランゲージ
今回は、パターンランゲージについて学んだ!
すでに豊かな経験を持っている人から「コツの抽出」をし、他の人が「やってみたくなるヒント集」として提示するという、新しい「知恵の伝承&学び」の方法。
これだけを聞いた時、そこまで難しそうではないな、と思った。日ごろから、行動を起こす時は、上手くいってる人を見て、真似をしてきたし、みんなやってることではないか!と軽く考えていた。
しかし、パターンランゲージの作成プロセスを見てみると、日ごろやっているようなそんな単純なものでは無かった。笑
まず、それらはパターンランゲージとは別物の可能性がある。
パターンランゲージは、パターンを引き出す相手が最低でも六人必要だし、
パターンランゲージについて学び終えた頃には、すごく複雑で難しそうというイメージに変わっていた。
まず、日ごろの行動から工夫を引き出す工程でも、多くの情報を引き出す必要があるし、それも有益な情報でないと意味がないため、質問する側の能力がいるなと感じた。
また、引き出した情報を整理し、抽象化するにも複雑な工程があり、思考が停止しそうだなと思った。
そう思ったのは、実際に軽くやってみたところ惨敗したからである。
ゼミの時間中に先生から、
「以下の三つのものを抽象化しなさい」というお題が出された。(←お題に関しては、あまり、覚えていないのであやふや)
- 色鉛筆
- 消しゴム
- 飲みかけのペットボトル
私は、このお題に対して、『デッサンする人の持ち物とか勉強中の人の持ち物』という答えを出した。
しかし、答えは、まったく別のものだった。
『 減っているものが分るもの 』
えぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇえ、、、が私の正直な感想だった。
私が、どれほど考えても思いつかないような解答だった。
捉え方にどんな違いがあったのか。
私 :そのものを使っている人や、ものが使われている状況を想像。対象物を人間の行 動の一部と考えていた。
先生:モノの状態を見ている。
対象のモノを何にも介さず見る?というか、なんていうんだろう。上手く表現できないのだけれども、そういうことだろうか?
気づかぬ内に人間を仲介した考え方をしていた。
根本的にモノの見方を変えた方がいい気がする。
それが難しいんだけど。笑
でも、今回の課題で、自分がそのときなぜその答えを出したかのフィードバックが大切なのではないかと気づけた。
自分の思考パターンを知ることでもっと広い見方ができるかもしれない。
パターンランゲージは、難しそうだけど絶対楽しい気がする!
これからのゼミ活動が楽しみ☻